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OA(Office Automation)

コンピュータなどを使って,事務処理を自動化すること。

OAK(Oakland)

米国オークランド(港)の略称。

OCDI(Overseas Coastal Area Development Institute of Japan)

(財)国際臨海開発研究センター。運輸省の外郭団体で,開発途上国に対する臨海開発分野の技術援助を官民協力して実施する公益団体として昭和51年に設立。

OCP(Overland Common Point)

米大陸ロッキー山脈を境としてカナダのマニトバ州,米国のノースダコタ,サウスダコタ,ネブラスカ,コロラド,ニューメキシコの諸州以東の米国,カナダの内陸部を指す。太平洋諸港で陸揚げされ,これらの地域へ鉄道輸送される貨物をOCP貨物といい,OCP貨物にはOCPレートという割安な海上運賃が適用される。これは北米東岸揚げ貨物との競争力の均衡を図ることを目的とした政策的運賃。OCP地域より西の太平洋岸寄りの地域をLocal Pointとよびこれらの地域向けの貨物にはLocalレートが適用される。

OCR(Optical Character Reader)

光学的文字読み取り装置のことで,光感応装置による文字認識機能を用いてデータをコンピュータに読み込ませる装置をいう。

Operating Differential Subsidy

米国政府による,基幹航路に就航する自国籍船の運航経費補助制度。米国商船体の国際競争力を維持するため,海外競争船社との運航費のコスト差を補填するもので,1936年商船法で創設された。運航差額補助と称される。

OECD(Organization for Economic Co-operating and Development)

経済協力開発機構。母体は第2次世界大戦後,欧州の経済復興と協力のため設けられた欧州経済協力機構(OEEC)。1961年9月に発展途上国援助など新たな問題も含め改組され現組織となった。本部事務局はパリ。日本は1964年加盟。

OEM(Original Equipment Manufacturing)

相手先商標製品。完成品や半完成品,部品などを自社ブランドではなく,供給相手先企業のブランドで生産する下請け的な生産・供給形態のこと。供給を受ける側は生産設備や製品開発に投資しなくても他のメーカーの優秀な製品を安く仕入れることで高品質製品に競争価格を設定でき,供給する側は安定的大量生産することで生産コストを削減できるというメリットがある。

OLT(Overland Transport)

保税陸上運送。日本の関税法において認められている保税運送のうちの一形態で,トラックないし鉄道により,指定保税地域間の外国貨物のまま輸送することを指す。発地の税関において,地域・期間を定めて許可を受ける。