E

EATA(Europe Asia Trades Agreement)

欧州/アジア航路の東航で航路の安定化を協議するため,主要同盟,盟外18社が結成した協定。

E/D(Export Declaration)

輸出申告書。荷送人が輸出貨物を通関するために,税関に提出する書類。

EDI(Electronic Date Interchange)

電子データ交換。異なる利用者間で事務処理や商取引等にかかわるデータを広く合意された標準的な規約のもとにコンピュータ間で直接交換すること。

EDO(Equipment Despatch Order)

コンテナ機器引渡指図書。船社が荷主へのコンテナ貸し出しに際し,CYオペレーターあてに発行する指図書。これにより,バンニング場所や搬入CY,あるいは,コンテナの返却場所等が指定される。

EEA(European Economic Area)

欧州経済地域。EC(欧州共同体)とEFTA(欧州自由貿易連合)の市場を統合した経済圏。両加盟国との間で人,物,金,サービスの流れの自由な統一市場を創設する計画。94年1月からスイスを除きスタート。人口3億9,000万人,域内総生産6兆9,000万ドル(91年実績)で世界最大の統一市場。

EFTA(European Free Trade Association)

欧州自由貿易連合。1960年,EC加盟国を取り囲む形で,英国,デンマーク,スウェーデン,ノルウェー,スイス,オーストリア,ポルトガルの7カ国が結成した自由貿易地域。加盟国6カ国のECがInner 6と呼ばれたのに対し,Outer 7と呼ばれた。1973年に英国とデンマークが脱退しECへ加盟,その後アイルランドとフィンランドが加入。1986年にはポルトガルもECへ加盟。その後オーストリア,スウェーデンがECへ加盟と実質的に解体の方向にある。

EIR(Equipment Interchange Receipt)

コンテナをCYから搬出入する時に、荷主(トラック業者)とターミナルオペレータとの間で貸し出し機器(コンテナ)の状態を確認しあう受渡証のこと。コンテナの搬出入時に、異常が発見されればその旨記載される。

E/L(Export Licence)

輸出承認証。輸出認可証ともいう。

EMA(Eastbound Management Agreement for the North Europe / Asia Trade)

北欧州/アジア航路を管轄する運賃協定。欧州同盟は1992年1月からその管轄地域を日本/欧州,極東/欧州,欧州/アジアに3分割,EMAは旧欧州同盟の復航(東航)のみを管轄する。

EMS(European Monetary System)

欧州通貨制度。EU(欧州連合)加盟国間では変動幅を一定の範囲内におさめる固定相場制とし,域外通貨に対しては変動相場制をとる制度で,1979年に発足した。共通通貨であるECUと加盟国通過の為替変動幅を上下2,25%以内におさめ,直物相場がこれを逸脱しそうなときは無制限の市場介入でこれを防ぐことになっている。

ERI(Equipment Receipt In)

コンテナ機器受渡書。CYでのコンテナ受渡に際し,点検結果を記載し,CYオペレーターと荷主(主としてコンテナ港運業者)が署名,荷受人の確認を行う書類。

ERO(Equipment Receipt Out)

コンテナ機器引渡書。船社が空コンテナの貸し出しに際し,コンテナの点検結果を記載し,荷主と相互に署名し,引渡の確認を行う書類。

ESC(European Shipper’s Council)

1963年9月,イギリス,ベルギー,フランス,西ドイツ,オランダ,ノルウェーの6カ国によって設立。物品の海上及び関連複合輸送にかかわる全ての問題について加盟国荷主の共通利益を推し進め,支援することである。現在,スカンジナビア諸国からイスラエルまで16カ国の荷主協会がメンバーとなっている。

ESCAP(Economic and Social Commission for Asia and Pacific)

国連アジア太平洋経済社会委員会。前身は1947年設立のECAFEで,1974年現名称に変更。日本は1954年に加盟。アジア地域の経済社会の発展のため設立されたものであるが,域内加盟国の他に,米,英,仏,オランダ,ロシアも加盟している。本部はバンコク。

ETA(Estimated Time of Arrival)

本船の入港予定日。(反)ETD

ETD(Estimated Time of Departure)

本船の出港予定日。(反)ETA